天香山の南側の山麓に鎮座している。玉垣内には真竹が密集している。往古より7本ずつ生え替わると伝わっている。 天照大神の天の岩戸の傳承をもち、近世領主赤井氏の崇敬が厚かつたという。 本殿なく玉垣の中の巨石4個を岩戸と称して祀っている。 「式内社調査報告」は「地形からすれば、当社は天香久山への南からの登山口にあたり、"坂のある処"の意に合致してをり、中町の阪門神社よりも可能性が高いやうに思はれる。」と記している。 |
天岩戸神社 天香具山南麓、南浦集落のほぼ中心に南面して鎮座し、天照大神を祀る。「古事記」「日本書紀」の神話に見られる天照大神の岩戸がくれされた所と称し、今もなお巨石四個があって、大神の幽居した所と云える岩穴を御神体とし神殿はなく、拝所のみという古代人の原始的な祭祀形態を残している。 玉垣内には、真竹が自生するが、これを往古より七本竹と称し、毎年七本ずつ生え変わると伝えられている。 社頭掲示板 |