山田寺跡の西南に隣接した、叢林の深い独立丘に鎮座する。 東大谷日女命神社は「東」を「やまと」と読み、東漢氏の祀ったものとする説もあり。 当社を式内社の畝傍山口神社とする説もある。 神社は当地にあつた明王寺(廃寺)の鎭守であつたと思われる。 |
石造燈籠 東大谷日女神社石造燈籠 (国指定重要文化財) この石燈籠は四角型の典型的作例で、石大工行長作の清楚な名品として知られる。 花嵩岩、総高2.28m、笠の幅76cm。反りがゆるく、全体に緩慢な曲線をとり、笠は18cm、角84.8cm、竿の正面に善哉灯籠と呼ばれる四言八句の讃文を刻み、下部に銘文がある。 石大工薩摩権守行長は、正平24年(1369)に吉野鳳閣寺の石宝塔を作っている。 桜井市教育委員会 社頭掲示板 |
東大谷日女命神社 東大谷は夜万止於保多爾と読り、日女は假字也、○祭神明か也○山田村に在す、今八幡と称す、今十市郡に属す、(大和志) 神社覈録 |