綱越神社
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   【延喜式神名帳】綱越神社 大和国 城上郡鎮座

   【現社名】綱越神社
   【住所】奈良県桜井市三輪大鳥居 1168
       北緯34度31分40秒,東経135度50分35秒
   【祭神】祓戸大神
   【例祭】7月31日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】貞観元年(859)正月27日従五位下『三代実録』
       明治に入り村社
       同10年(1877)大神神社の境外摂社に指定せられた

   【関係氏族】
   【鎮座地】この地が当初鎮座の地であろう

   【祭祀対象】大神神社の祓戸の大神
   【祭祀】大神神社の祓戸の大神として祭祀は継承されている
   【公式HP】 綱越神社
   【社殿】本殿春日造桧皮葺
       拝殿・社務所

   【境内社】

大神神社の境外摂社
俗に「御祓社」「おんばらしや」「おんばらさん」という。
大神神社の参道入口に位置し「祓戸の大神」を祀る神社で7月31日(旧6月晦日)に「夏越祓」が行われる。本社の「卯の日の神事」に先立ち、その前日に神主以下奉仕員が三輪川での「垢離取り」の後、当社で祓いを受け、はじめて本社の神事にたずさわることができる。
当日茅の輪くぐりがあり「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶと言うなり」の古歌を唱えながら茅の輪を3回くぐる。


おんばらさん

大神神社摂社 綱越神社(おんばらさん)
 御祭神 祓戸大神 例祭 7月31日
 大神神社の参道入口に位置し「祓戸の大神」を祀る延喜式内社であります。
 夏越の社とも言われ、旧六月晦日の大祓、「夏越祓」が厳粛に行われる古社として広く世に知られ、社名の綱越は、夏越から転訛したといわれます。
 本社のもっとも大切な「卯の日の神事」、つまり大神祭の奉仕に先立ち、その前日に神主以下奉仕員が三輪川での「垢離取り」の後、当社において祓の儀を受けて、はじめて本社の神事にたずさわることができました。
 現在は7月30、31日の両日、御祓祭(おんばらまつり)が盛大に執り行われ、特設の茅輪をくぐり無病息災を祈る人々で賑わいます。

社頭掲示板



おんぱらまつり

大神神社の摂社である綱越神社では、毎年7月31日に「夏越えの大祓(なつごえのおおはらえ)」が、おんぱらまつりとして行われます。神馬引きや、古歌を唱えながらの芽の輪をくぐる神事が行われ、また紙の人形に名前と生年月日を書き、この人形に罪やけがれを移してお祓いしてもらいます。一般にもこの芽の輪(ちのわ)をくぐることができます。この茅の輪くぐるときには「蘇民将来(そみんしょうらい)」と唱えるそうです。これはスサノオの大神さまが吉備の国に出かけ られたときに一夜の宿を農家の「蘇民将来」「巨旦将来(こたんしょうらい)」という兄弟に求めたそうです。
弟の巨旦は金持ちでありながら断り、兄の蘇民は貧しい生活でありながら粟がゆをすすめるなど、何はなくとも心からの接待をしたそうです。翌朝、大神さまは蘇民に礼を申され「もしも伝染病が流行して困ったときには芽の輪を作って体につけ、見えるところに蘇民将来と書いて貼っておきなさい。そうすれば、どんな病気・災難からも逃れることができるから」と申された故事によるものだそうです。
これで、半年間に身についた罪やけがれを祓います。あとのこりの半年は大晦日に大祓いするそうです。夜は奉納の花火大会が行われ、夜空を彩ります。

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綱越神社

綱越は都奈古志と訓べし○祭神詳ならず〇三輪村南明神溝側に在す、(大和志、同名所図会)、
考証に、今云箸墓、崇神紀云、倭迹々日百襲姫命、為大物主神之妻、薨葬大市、號箸墓、運大坂山石、人民相踵、以手処伝而運焉、」大和志云、箸墓在箸中村、
類社
越前國坂井郡都奈高志神社
神位
三代実録、貞観元年正月27日甲申、奉授大和國無位綱越神從五位下、

神社覈録



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