鴨都波神社を創祀した大賀茂津美命が祖父大田田根子を祀る。元は祭神不詳。創立不詳。平地のごく小社。団地の南。 六国史に神位の授与の記録なし。 |
多太神社 『延喜式神名帳』に多太神社とあるのが本社であるとされている。『大和志料』は姓氏録を引いて、下鴨神社を創始した大賀茂津美が、その祖父太田々根子命を祀ったものであろうとしている。姓氏録には賀茂朝臣と大神朝臣と同祖である。大国主神の後、太田々禰古命の孫である大賀茂都美命が賀茂神社を奉斎したとしている。 御所市史 |
多太神社 多田集落の西北に鎮座、『大和志』に今荘神と称すとあるが、正の宮ともいう。式内多田神社に比定され、太田田根子命を祀る。 『大和志』では、鴨都波神社を創祀した大賀茂都美命は『新撰姓氏録』に、太田田根子命の孫とあるところから、賀茂都美命がその祖父を当社に祀ったのであろうと言っている。例祭7月14日。 奈良県史 |
多太神社 鍬靭 多太は假字也○祭神詳ならず○吐田荘多田村に在す、今荘神と称す、(大和志、同名所図会) 類社 摂津國河邊郡、近江國伊香郡、若狭國遠敷郡、加賀國能美郡多太神社、(各一弉)但馬国七味郡多他神社、 神社覈録 |