御櫛神社
みくしじんじゃ 所在地ボタン 社名ボタン

















   【延喜式神名帳】御櫛神社 大和国 平群郡鎮座

   【現社名】御櫛神社
   【住所】奈良県生駒郡平群町椹原493
       北緯34度37分3秒,東経135度41分25秒
   【祭神】天津児屋根命
       「玉櫛姫命」『式内社の研究』
       豊玉比命『大和志料』
       

   【例祭】10月中旬 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】延喜式神名帳に小社として所載のほかは不詳
       明治6年(1873)村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】特に移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「椹原大明神」と称す
       中世には「春日神社」とされていた

   【社殿】本殿春日造朱塗、銅板葺
       拝殿・絵馬殿・社務所

   【境内社】

椹原(フキハラ)集落の突き当たりの奧に鎮座。山間の小社。集落内の場所はわかりにくい。景色が良い神社である。
延喜式神名帳に小社として所載のほかは由緒は不詳である。


御櫛神社

御櫛神社は椹原大字の氏神で「延喜式」神名帳に記載されている式内社。現在の祭神は天児屋根命であるが、古記録には豊玉比C、玉櫛姫等の地域色の強い神の名がみえ、中世に祭神が変わって春日神社となっていたとみられる。
立地場所から村の後方の谷沿いに、農業用水を守る神として祀られたと考えられる。入り口の門屋を入ると広庭につながり右に絵馬殿、正面に割拝殿があり、その奥に本殿が鎮座する。
宝物には、慶長4年(1599)の文書箱や寛文8年銘の湯釜がある。土製の狛犬(寛政5年(1793))は平群町では珍しいものである。 石造物では宝暦13年(1763)の手水石や宝永7年(1710)の石灯籠等が奉納されている。
山間地の古社として、立地や祭神の変化がその歴史を忍ばせている。

社頭掲示板



御櫛神社

椹原大字の氏神で、「延喜式」神名帳に記載されている式内社。現在の祭神は天児屋根命であるが、古記録には豊玉比刀A玉櫛姫等の地域色の強い神の名がみえ、中世に主祭神が変わって春日神社となっていたとみられる。
立地場所から村の後方の谷沿いに、農業用水を守る神として祀られたと考えられる。
入口の門屋を入ると広庭につながり、右に絵馬殿、正面に割拝殿があり、その奥に本殿が鎮座する。
土製の狛犬は平群町では珍しいものである。

平群町観光HP



御櫛神社

御櫛は美久志と訓べし○祭神詳ならず〇平群谷椹原村に在す、(大和志、同名所図会)

神社覈録



大和国INDEXへ        TOPページへ


学校一覧 学校一覧 高精度の学校住所録