集落の奥。山の中腹の神社。もと宮山の山上には安明寺村の船上神社があり、中之宮には船山神社が別々に祀られていたが、船山神社を明治初年船山神社に合祀され、船上神社は廃された。さらに大正4年頃に中之宮の氏神で式内社の船山神社(旧社地は東南200mの東光寺東側)を現在地の春日神社に合祀した。 嘗ては宮山の頂上に二つの鯰石に一つの船石があり、これを拝んでいた、この巨石は船上神社が廃されたときに移され、境内後方の矢田丘陵八合目付近に丸木船状の3つの巨石がある。 また、拝殿横には立派な陽石が旧社地から移されている。 |
船山神社 三里大字の安明寺と中之宮の氏神で祭神は船山神と天児屋根命、住吉大明神。 当地は安明寺の氏神である春日神社の境内地で、大正4年頃に中之宮の氏神で式内社の船山神社(旧社地は東南200mの東光寺東側)を合祀したものである。 境内後方の矢田丘陵八合目付近には丸木船状の3つの巨石があり、神が乗って地上に下ってきた船石として信仰されてきた。この3石については「神祇資料」にもみえ、近世に船石付近に祀られていた船上(船神)神社を山麓の船山神社に合祀したともいう。 岩座信仰を伝える古社であり、拝殿横には立派な陽石が旧社地から移されている 社頭掲示板 |
船山神社 船山は布奈夜萬と訓べし〇祭神詳ならず○在所同上、或曰中宮村中宮是也、(大和志) 類社 伊勢國安濃郡船山神社 神社覈録 |