本宮神社
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   【延喜式神名帳】大和日向神社 鍬靫 大和国 添上郡鎮座

   【現社名】本宮神社 (春日大社摂社)
   【住所】奈良県奈良市春日野町160
       北緯34度40分53秒,東経135度51分8秒
   【祭神】武甕槌命・経津主命・天児屋根命
   【例祭】11月9日
   【社格】
   【由緒】寛治7年(1093)8月26日「本宮御蓋山」が光輝した『百練抄』
       暦応4年(1341)1月10日この嶺に「春日本宮」と銘うつた鳥居があつた『玉英記抄』

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初より三笠山山頂に鎮座

   【祭祀対象】三笠山
   【祭祀】
   【社殿】本殿 社殿は西向き

   【境内社】

標高295メートル、ほゞ円錐形の三笠山頂浮雲峰に鎭座する。浮雲神社とも呼ばれ、春日大社創建以前から鎮座していたという。
三笠山にはその周辺を巡る道路はあるが山頂へ登る道らしいものはない。古い神体山の遺制であろう。
今日、祭典等で神職が山頂へ登る時は、春日本社と若宮の間の「御間道」の中程、東側にある鳥居を入り、山頂へ約二十分、殆ど直線的に急坂をよじ登る。
ここは禁足地で立ち入り禁止であるが、年数回錬成会で参拝の機会がある。
当地は鹿島から遷した春日大明神の降臨の地と伝う。春日降臨以前は軽部氏の祖で狭穂彦の乱を鎮圧した八綱田命が祀られていたと云う。ところが春日の神の降臨といふ霹靂があつて、恐らく榎本の神と同様の事情のもとに、その交代ないし転倒があつたのではあるまいか。
また、本来は、山頂の日向神社(本宮社)と山麓の春日神社(榎本社)は山宮と里宮という一対の社であって、古代の日祭の場であったという説もある。


摂社本宮神社遙拝所

御祭神 武甕槌命・経津主命・天児屋根命
御例祭 11月9日
御由緒
三笠山は太古より霊山と崇められる神奈備(神の鎮まり給う所)で神護景雲2年(768)本社第一殿の御祭神武甕槌命が白鹿にお乗りになり頂上の浮雲峰に天降られた神跡である。
毎月一日にはこの所へ神饌を供して頂上の本宮神社を遙拝する。

社頭掲示板



御蓋山浮雲峰遙拝所

奈良時代の初め平城京守護のため、鹿島の武甕槌命様が白鹿の背にお乗りになり天降られた神蹟、御蓋山の頂上浮雲峰の遙拝所。神護景雲2年(768)に御本殿が創建される以前に、鹿島・香取・枚岡の神々様がお鎮まりになる神奈備として崇められ、現在も禁足地として入山が厳しく制限されている。

春日大社HP



大和日向神社 鍬靱

大和は國名に同じ、日向は比宇賀と訓べし、○祭神八綱田命歟○在所詳ならず〇日本紀、垂仁天皇5年10月、命上毛野君遠祖八綱田、令撃狭穂彦、将軍八綱田放火焚其城、天皇於是美将軍八綱田之功、号其名謂倭日向武日向彦八綱田也、
大和志云、或曰春日山頂浮雲宮、即此三輪山嶺亦有此祠、

神社覈録



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