橋神社の論社とされている。 本殿の真西に井殿と文子社にはさまれ東面して鎭座する。「高橋神社」の表記はない。 この社はもと北野神社の北200mの神明町にあり、文化年間に北野天満宮の境内に遷されたという。 元は紙屋川ほとり、高橋の近くの小社で、高橋神明と呼ばれていた。 |
末社 神明社 祭神 天照大神 豊受大神 神徳 家内安全・家業発展 天照大神は伊勢神宮の内宮(皇大神宮)にご鎮座になり、わが国の平安と発展をつかさどる女神で、太古より最高神として崇敬されてきた。 豊受大神は外宮に鎮まられ、すべての食物とあらゆる産業をつかさどる神である。伊勢神宮のご祭神である。この二柱の神は、特に尊い神として全国ほとんどの神社に祭られている。 社頭掲示板 |
高橋神社 高橋は多加波之と訓べし○祭神高橋連祖歟〇在所詳ならず○姓氏録、(右京神別上)高橋連、神饒速日命七世孫大新河命之後也、』同、(山城国神別)高橋連、饒速日命十二世孫小前宿禰之後也、」(河内國神別)高橋連、饒速日命十四世孫己布都大連之後也、 連胤、按るに、姓氏録皇別神別の両流未熟れか考へ得ず、されど皇別高橋朝臣の氏社は、大和国高橋神社とおもはるれば、志ばらく当社を神別高橋連の氏社とす、 類社 大和国添上郡高橋神社、伊豆国田方郡高橋神社、下総国結城郡高橋神社、 連胤按るに、大和下総両国なるは、皇別高橋朝臣氏社なるべき事、大和国の條下に云り、考へ合すべし、 神位 三代実録、貞観元年正月27日甲申、奉授山城国正六位上高橋神従五位下、 神社覈録 |