神明神社
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   【延喜式神名帳】大柴神社 山城国 愛宕郡鎮座

   【現社名】神明神社
   【住所】京都市左京区大原草生町
       北緯35度7分29秒,東経135度49分14秒
   【祭神】天照皇太神 豊受太神
   【例祭】5月5日 例祭
   【社格】
   【関係氏族】
   【鎮座地】古社であるところから大柴神社に比定されている。
        この地が大柴神社の地であった証明はない。

   【祭祀対象】
   【祭祀】社名も変わり、祭神も変わっており継承性はない。

古社であり、『山城國式社考』も神明宮説を支持するが、この社が大柴神社である根処は明らかでない。
洛北大原の寂光院の裏山中腹にある。秋祭には湯が献じられる。
ここには宮座があり、当番(旧くは神主と称した)は毎月一日には神酒を供えて祭る。当番は月ぎめで、毎月行はれる引継ぎの儀式は夜暗い中で厳粛に行はれ、箱の授受がある。氏子区域は大原草生町である。
高野川から北西に入る谷間の奥にある。谷の奥に寂光院がありその裏手にある。境内に巨石あり。本殿は2棟、内宮と下宮とある。


大柴神社

大柴は於保之波と訓べじ○祭神在所等詳ならず
山城志云、在大原草生村、今称神明宮、」考証云、今在下小野、俗称落葉宮是乎、」連胤按るに、落葉宮は志に葛野郡堕川神社なるよし云り、抑今は洛中なる上立売大宮に柴大宮町といふ小名あり、其邊の町々柴某と皆柴の宇を付たり、名跡志に、元禄5年神樂岡の東に移されし芝薬師も、往昔此辺に在しといへり、中川親成が、彼邊一條より以北なれば、昔は洛外なりし事明らか也、されば彼辺に坐し故、大柴といふにやあらんといへるも一説也、猶考ふべし、

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