大井神社
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   【延喜式神名帳】大井神社 山城国 乙訓郡鎮座 旧村社

   【現社名】大井神社
   【住所】京都市右京区嵯峨天竜寺造路町
       北緯35度0分50秒,東経135度40分41秒        
   【祭神】宇賀霊神
   【例祭】10月8日 秋季祭 11月20日 新嘗祭
   【社格】旧村社
   【由緒】貞観18年(876)7月21日山代大堰神 並従五位下「三代実録」
       明治10年(1877)3月26日に村社

   【関係氏族】秦氏
   【鎮座地】

   【祭祀対象】水の神
   【祭祀】
   【社殿】本殿

   【境内社】

桂川の北岸、土産物商店の脇を入ったところにある小社。
秦氏が大堰を作って葛野川(大堰川、桂川)を改修したときに水の神として祀るか。
由緒や鎮座地の変遷は不詳である。 当社が、古くから大堰川の畔にあったとすれば、秦氏が建造したという葛野大堰に関係する神社で、大堰神社と見るのが妥当であろう。


延喜式内社 大井神社

御祭神 宇賀霊神
大堰川の守り神、また商売繁昌の神として古来住民の信仰の厚い。また秦氏や角倉了以の信仰も厚いものがあった。
創立年月日は不詳であるが、延喜式神名帳(927年)や「三代実録」貞観18年(876)7月21日条(山代大堰神 並従五位下)に記載がある。おそらくは秦氏の葛野大堰道営(八世紀初頭)と密接な関係があろう。
明治10年3月26日に村社に列格され今日に至っている。現在の社殿は野宮神社の旧社殿を移築したものである。
大井神社宮司 県野真文

社頭掲示板



大井神社

大井は於保為と訓べし〇祭神在所等詳ならず
山城志に、在沓掛村、今称千児明神と云り、然れども他書にかくいへるものなく、もとより地名なるべきに、此辺に大井てふ名の残れる所もなければ、今從はず、
連胤按るに、こは葛野郡松尾神社の末社堰神を祭れるより、(堰神は今も大井社と称して、即ち大井川の北臨川寺の西に在す、)その號を称したるにて、当郡の地名にはあらざるべし、故に廃れたるならむ、
類社
伊勢國鈴鹿郡大井神社二座、尾張國山田郡、常睦國那賀郡、丹波國柴田郡、出雲国秋鹿郡大井神社、各一座
連胤按るに、各國祭神詳ならずといへども、かならず水神なるべく、かつ神号より地名に押移れるもあるべし、御井神は御井神社とあれば格別なるべし、

神社覈録



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