波古神社
はこじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】波古神社 若狭国 遠敷郡鎮座

   【現社名】波古神社
   【住所】福井県三方上中郡若狭町堤18森脇16
       北緯35度28分45秒、東経135度51分14秒
   【祭神】波古大神 (合祀)天照皇大神 伊弉册命 山神大神
   【例祭】4月3日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】天平年中勧請
       明治元年6月波古神社と改称
       大正4年1月16日神餞幣帛供進社村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「筥明神」「箱神社」と称していた
   【社殿】本殿神明造銅板葺
       拝殿

   【境内社】廣嶺神社

山近くの平地・集落の中に鎮座する。
神社の北西背後に箱ヶ岳(402.2m)がある。この山頂は700年頃、箱明神(波古神社)の降臨のあった地とされ、その昔元宮があった。1196年頃、源頼朝が島津右衛門次郎忠季を送り込み、ここに堤城を築き、その後内藤五郎左衛門(佐波の守国高)が箱ヶ岳城を築いたため、今もその堀跡などを残している。昭和8年頃までは波古神社の御神燈を分かち、堤区民による山頂での「雨乞い」の祈願が行われた歴史がある。


波古神社

式内
村社 波古神社
上中町堤第18号森脇16番地
一、 祭神
本殿
神明宮 天照大御神
大将宮 伊弉冊ノ尊
社主宮 波邇夜須毘古ノ命
境内神社
祇園社(広峯神社) 牛頭天王神
(須佐之男命)
天満宮 菅原道真公
奥ノ院 波邇夜須毘売ノ神
田中権現社 六所大明神
山神社 大山津見ノ神
不動宮 不動明王尊
一、 由緒沿革
・ 創立は西暦729〜49年(天平年間)と言われている。
・ 明治元年6月祭神が波邇夜須毘古ノ命である事から従三位の箱神社から波古神社に改称される。
・ 大正4年1月16日付け福井県告示第六号により式内村社になる。
・ 延宝3年(1657年)の由緒書に口伝えとして「伊屋の谷の峯より夜、光が指していた。この光は一つの箱の中より指していたので、これを御神霊の御降臨給いしとして、この山を箱ヶ嶽と名付け社を里人の鎮守(箱明神社)として山麓にたて奉った。」
・ 社殿が完成の時、周囲の茂った樹木が一夜のうちに生じたので「一夜の森と称する」とある。
・ 境内の敷地は椿の木が多い事から椿の森とも言われている。
・ 波邇夜須毘古ノ神は山野田園の土壌を司る神とされる。
一、 祭日
例祭 4月第一日曜日
祇園祭 7月下旬
大将宮祭 7月24日
不動宮祭 7月28日
山神宮祭 1月9日

社頭掲示板



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