阿麻氐留神社
あまてるじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】阿麻氐留神社 対馬島 下県郡鎮座

   【現社名】阿麻氐留神社
   【住所】長崎県対馬市美津島町小船越347
       北緯34度20分24秒、東経129度21分45秒
   【祭神】天日神命
       天照国照彦火明命『特選神名牒』

   【例祭】2月8-9日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】貞観12年(870)3月従五位下
       貞享3年(1686)「神社誌」に三所権現
       明治7年5月18日村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録は無い

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「照日権現」「三所権現」と称していた
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】

国道沿いの丘の上の小社。天照神の社である。当地ではオヒデリ様、または照日権現と呼ぶ。


阿麻氐留神社

古代航路の拠点に鎮座する古社です。 祭神のアメノヒノミタマ(大日神)は日神(太陽神)で、厳原町豆酘に鎮座する至高神タカミムスビの5世の孫とされています。 日本書紀によると、5世紀、遣任那使・阿閉臣事代(あべのおみことしろ)が神託を受け、対馬のアマテル・タカミムスビを磐余(奈良県)に、壱岐のツキヨミ(月神)を京都に遷座させています。対馬・壱岐の祭祀集団を中央に移動させる政治的意図があったのかもしれません。 中国には、太陽はもともと10個あり、旱魃が起きるため英雄が9つを射落としたという神話がありますが、阿麻氐留神社にも弓で的を射る神事が伝えられており、その関連が指摘されています。

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