神社明細帳には、「創立年月、由緒等不詳。神位貞観12年3月被授従五位上、社格明治7年6月村社に被列。」とだけ記されている。 神職家の八嶋家に残る伝承では、「八嶋大國魂神」の「八」の欠字だという。 |
島大国魂御子神社 島大国魂御子神社は素盞鳴尊の御子大己貴命をおまつりするお宮です。 創祀の起源は不明ですが延喜式神名帳には今から約、1100年前の貞観12年に従五位上の社格を受けたという記録があります。中世には国府日吉の神を合祀して「日吉山王権現」と稱した時代もありました。 古より佐須奈区民の氏神として崇め奉じた先人の心を連綿と受け継いできた由緒あるお社でございます。 社頭掲示板 |
日吉山王大権現 一 日吉山王大権現 正躰薬師木像高さ壱尺。 一 勧請之義不知 一 社三間。但板葺也。南向。 村より東之方に有之。村と社と之間五十間程。 一 拝殿三間に弐間。萱葺也。 一 鳥居有之。慶安四年棟札有之。 右は村中より建立。 一 祭礼之義、正月七日、三月三日、五月五日、六月初午日、九月九日、霜月朔日、神主与市方より勤之申候。 何方より之祭料も無之。 対州神社誌 |