胡禄神社
ころくじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】和多都美御子神社(名神大) 対馬島 上県郡鎮座
   【延喜式神名帳】胡禄神社 対馬島 上県郡鎮座
   【延喜式神名帳】胡禄御子神社 対馬島 上県郡鎮座

   【現社名】胡禄神社
   【住所】長崎県対馬市上対馬町琴1
       北緯34度33分21秒  東経129度28分23秒
   【祭神】表津少童命 中津少童命 底津少童命 太田命
       『大小神社帳』宇都志日金折命・豊玉彦命

   【例祭】3月3日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「琴崎大明神」と称していた
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】

神功皇后の三韓征伐の時、当社沖に停泊していたが、碇が海底に沈んだため、安曇磯良が潜って引き上げたという。
かっては「琴崎大明神」と称されており、境内社として「山元しこ島大明神」があった。この「山元しこ島大明神」が、胡禄神社の論社であるが、その後この境内社は本社に合祀された。
「式内社調査報告」は結論として、「山元しこ島明神といふ名称からしても、「しこ神」の元神(親神)を祭つてゐると思はれる當社(境内社「山元しこ島大明神」)を、式内胡禄神社として、琴崎大明神はその御子神(式内胡禄御子神社)にちがひないと考へる。」と記述している。


胡禄神社

胡禄神社の鳥居は海に向いて立ち並び、眼前には対馬海峡の大海原が広がり、対馬の原始的な海神信仰の雰囲気を今に伝えています。
琴崎は海神にまつわる伝承が色濃く、海底には「竜宮の門」があり、亀に乗ったイソラがその門を出入りするとか、琴崎大明神(=胡禄神社)の御神体は海神の祭日である3月3日に、巫女が磯ですくいあげた金色の小蛇だとされています。

ZIPANG-2 TOKIO 2020(抄録)

胡禄神社

琴崎神社(胡録神社) 琴地区郷ノ浦から、山道を歩いて20分程の海岸線 に鳥居を構え、階段で山へ上がったところに神社が ある。 海から船で見る景色は、荘厳で神秘的であり、旧暦 の3月3日に祭典が執り行われ、誕生後、初めて祭典を 迎える子は、親や祖父母に抱かれて、お参りする慣わ しが今も続いている。 年1回の祭典の準備は、地区世帯を2つに分けて、 各世帯 1 人以上の参加と、地区消防団も加わって、神 社や参道の清掃、草刈り、しめ縄づくりと設置、旗立を 交互に行っている。 祭典後に、家・船・身・交通安全のお守りが販売され、 地区民の1年間の健康と安全を守ってくれている。

3つの郷づくり - 対馬市



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