磐田駅の北西丘の上に鎮座する。街中。境内は児童公園やゲートボール場となっており開けた明るい社。 旧社地田中森(現在中泉御殿場)より享保20年(1735)9月9日現在地に遷祀。 徳川家康が現在の磐田駅の真南にあたる地に中泉御殿を造り、狩りを楽しんだとき、そのすぐ近くに大きな松のある田中神社があったので、家康はこれをいやがって、西の原野に移されたと伝。 |
社記 神社名 田中神社 御祭神 宇迦之御魂命 他三柱 田中神社の由緒 創祀年代は不詳1400年以上前 平安時代に書かれた延喜式に名がある 享保20年(1735年) 御殿の田中の地よりこの地に奉還 建造物 本殿(神殿)享保20年(1735年)改築建立 間口三尺六寸 奥行五尺八寸 拝殿 明冶8年(1875年)再建 間口三間 奥行二間 鳥居 明治21年(1888年)再建 社頭掲示板 |
田中神社 田中は多奈加と訓べし〇祭神詳ならず〇今豊田郡中泉村に八幡宮の末社にあり、(式社考) 式社考云、中泉村ノ田園ノ中ニ森アリ、コレヲ手長ノ森ト云フ、此森ニ古神祠アリシガ、慶長ノ頃東照神君中泉村ノ御殿二坐シテ、神祠ノ近キヲ憚玉ヒ、中泉村ノ西ノ原野ニ遷シ玉ヘリ、今手長大明神ト称ス、此社今ハ中泉村ノ八幡宮ノ末社トナレリ、』滲考云、在久保石原村、 神社覈録 |