子安神社
こやすじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】子倉神社 遠江国 長上郡鎮座

   【現社名】子安神社
   【住所】静岡県浜松市東区白鳥町 1350
       北緯34度44分36秒,東経137度48分17秒
   【祭神】木花之佐久夜毘売命
   【例祭】4月15日 例大祭
   【社格】旧無格社
   【由緒】創立年代不詳
       昭和14年5月現地に移転

   【関係氏族】
   【鎮座地】旧社地は対岸富田村字堤外中ノ町
        昭和14年5月現地に移転

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「子安明神」と称していた
   【社殿】本殿破風柿葺
       幣殿・拝殿

   【境内社】

東名高速道路天竜川橋南に鎮座する。天竜川の堤防直下にあり。社地は狭い。西建生コンの社地を通らないと入りにくい。
昭和14年5月天龍川改修工事のため、左岸河原地帯の集落(富田村字堤外中ノ町)にあつたのを堤防傍の現在地に移転した。


子安神社

子安神社に奉納する絵馬は安産を祈願し、男子が出生したときは「鎌の絵馬」を、女子が出生したときは「竹杓の絵馬」を奉納する。
絵馬は、枠なしの杉板に文字、絵とも墨書とし大きさは適宜でよい。
元は、鎌・竹杓(底に孔をあける)の実物を奉納したという。
また、祭りには子安神社の甘酒を飲むと、乳が良く出ると昔から言われている。

社頭掲示板



子安神社

白鳥町の子安神社は、昔から安産にご利益があるといわれ、安産を祈願する多くの女性が訪れていました。特に4月16日に行われる大祭日には、周辺の町村から妊婦や子どもを背負う女性が続々と神社に集まり、男性の参詣者の姿はほとんど見られない異様な景観だったといわれています。当日、拝殿横に設けられた「安産祈願所」では供え餅、洗米、神符、護符、腹帯などが与えられ、「乳の素授与所」では甘酒を希望者にふるまいました。この甘酒を飲むと母乳不足の人でも、霊験により乳がよく出ると信じられていました。
 安産祈願の願果たしには、男の子を出産した時は55日目に鎌、女の子の時は33日目に底に穴をあけた竹柄杓を奉納するのがならわしとなっていました。これは、男の子は大きくなって立派な農民に、女の子は家事を切り盛るよい妻になるようにとの願いがあったようです。時代の推移につれて奉納する物は次第に簡素化され、枠のない杉板に墨絵の鎌や竹柄杓を描いた絵馬板となり、現在は白紙に描いた絵が願果たしの奉納物となりました。

『はままつ歳時記 広報はままつ特集号』



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