天龍川右岸の平坦地帯、中部中学校南に鎮座する。 邑勢神社神明宮と称してきたが、維新の際今の社名に改めた。 |
由緒 当神社は遠江国62座の内、旧長上郡5座の1座にして延喜式神名帳所載の邑勢神社なり。創立年代不詳なれども元亀元年庚午9月15日再建の儀棟札あり。旧社領光明天皇の御宇伊奈備前守の頃高5石4斗徳川家光公より寄進せられその後代々朱印証文を賜る。当社は維新以前は邑勢神社神明宮と称してきたれる所、明治6年3月郷社となり、邑勢神社と改称す。往古より21年毎に新殿を造営し、御遷宮をしてきた。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
邑勢神社 御祭神 豊受大神 相殿 天津彦火瓊瓊杵命 天児屋根命 天太玉命 例大祭 10月第二土・日曜日 境内地 2244坪 由緒沿革 当神社は遠江国62座の内で旧長上郡5座の一座にて延喜式神名帳に所載され、今から約13600年前に座したる邑勢神社である。 創立年暦不詳なるも元亀元年庚牛歳9月再建の儀棟札に記載あり。 神名帳考証に曰く「旧社領、孝明天皇御宇伊奈備前守より神明社領蔵米23俵寄進、慶安元年10月徳川家光公より社領五石四斗の朱印を寄進せらる。」 その後、代々朱印証文賜りし処、御維新につき返上す。 当社は維新以前邑勢神社神明宮と称し来りし処明治6年3月郷社列格と同時に邑勢神社と改称した。 御遷宮 中古より二十年ごとに神殿の造営改築を行ってきた。 御神徳 豊受大神 五穀豊穣 天津彦火瓊瓊杵命 農業 天児屋根命 家内繁栄 天太玉命 産業繁栄 境内社には 津島神社 疫病厄除 天神社 学問知恵 秋葉社 火防開運 を祀り地域の安全と縁を祈念している。 平成20年4月 式内邑勢神社 社頭掲示板 |
邑勢神社 邑勢は伊布世と読り○祭神詳ならず、 式社考云、大瀬村ナル神明也ト云フ、未詳、 神社覈録 |
郷社 邑勢神社 祭神 豊受大神 相殿 天津彦火瓊々杵尊 天児屋根命 天太玉命 旧と神明宮と称せり、創立年代詳ならずといへども、当社は延喜式所載の長上郡邑勢神社なり、式内社摘考に「邑勢神社、大瀬村にある神明をいふといへども、未詳」と見えしも、遠江国風土記伝に、「神明社、延喜式邑勢神社」と載せる以来、学者之れに拠れり、朱印高二石七斗、古来最寄十ヶ村の大氏神たり、明治維新社号を改め、6年3月郷社に列せらる。 社殿は本殿、拝殿、其他社務所等を具備し、境内は1014坪(官有地第一種)あり、 明治神社誌料 |