邑勢神社
おおせじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】邑勢神社 遠江国 長上郡鎮座

   【現社名】邑勢神社
   【住所】静岡県浜松市東区大島町 1244
       北緯34度45分57秒,東経137度46分32秒
   【祭神】豊受大神 (配祀)天津彦火瓊瓊杵命 天児屋根命 天太玉命
       『神社覈録』「祭神詳ならず」
       『神名帳考証』「大背飯三熊之大人、天穂日命子」

   【例祭】10月15日 例大祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】創立年代不詳
       元亀元年(1570)9月15日再建
       慶安元年(1648)10月24日徳川家光より社領寄進
       明治6年3月郷社
       明治40年1月神饌幣帛料供進社指定

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「神明宮」と称していた
   【社殿】本殿神明造
       幣殿・拝殿・社務所・舞台・水屋

   【境内社】津島神社・天神社

天龍川右岸の平坦地帯、中部中学校南に鎮座する。
邑勢神社神明宮と称してきたが、維新の際今の社名に改めた。


由緒

当神社は遠江国62座の内、旧長上郡5座の1座にして延喜式神名帳所載の邑勢神社なり。創立年代不詳なれども元亀元年庚午9月15日再建の儀棟札あり。旧社領光明天皇の御宇伊奈備前守の頃高5石4斗徳川家光公より寄進せられその後代々朱印証文を賜る。当社は維新以前は邑勢神社神明宮と称してきたれる所、明治6年3月郷社となり、邑勢神社と改称す。往古より21年毎に新殿を造営し、御遷宮をしてきた。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年



邑勢神社

御祭神 豊受大神
相殿 天津彦火瓊瓊杵命 天児屋根命 天太玉命
例大祭 10月第二土・日曜日
境内地 2244坪
由緒沿革
当神社は遠江国62座の内で旧長上郡5座の一座にて延喜式神名帳に所載され、今から約13600年前に座したる邑勢神社である。
創立年暦不詳なるも元亀元年庚牛歳9月再建の儀棟札に記載あり。
神名帳考証に曰く「旧社領、孝明天皇御宇伊奈備前守より神明社領蔵米23俵寄進、慶安元年10月徳川家光公より社領五石四斗の朱印を寄進せらる。」
その後、代々朱印証文賜りし処、御維新につき返上す。
当社は維新以前邑勢神社神明宮と称し来りし処明治6年3月郷社列格と同時に邑勢神社と改称した。
御遷宮
中古より二十年ごとに神殿の造営改築を行ってきた。
御神徳
豊受大神 五穀豊穣
天津彦火瓊瓊杵命 農業
天児屋根命 家内繁栄
天太玉命 産業繁栄
境内社には
津島神社 疫病厄除
天神社 学問知恵
秋葉社 火防開運
を祀り地域の安全と縁を祈念している。
平成20年4月
式内邑勢神社

社頭掲示板



邑勢神社

邑勢は伊布世と読り○祭神詳ならず、
式社考云、大瀬村ナル神明也ト云フ、未詳、

神社覈録



郷社 邑勢神社

祭神 豊受大神
相殿 天津彦火瓊々杵尊 天児屋根命 天太玉命
旧と神明宮と称せり、創立年代詳ならずといへども、当社は延喜式所載の長上郡邑勢神社なり、式内社摘考に「邑勢神社、大瀬村にある神明をいふといへども、未詳」と見えしも、遠江国風土記伝に、「神明社、延喜式邑勢神社」と載せる以来、学者之れに拠れり、朱印高二石七斗、古来最寄十ヶ村の大氏神たり、明治維新社号を改め、6年3月郷社に列せらる。
社殿は本殿、拝殿、其他社務所等を具備し、境内は1014坪(官有地第一種)あり、

明治神社誌料






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