滝沢小学校西に隣接して鎮座する。 本殿下の山地は白い堅い岩(石灰石?)が多い。境内の石段・石垣すべてこの石が使われている。 創立は天明元年(1781)とされている。この地には龍洞院の大日堂があった(拝殿は大日堂のもの)。この大日堂は大敏神社の跡とされている。 当社を里宮、三嶽神社を奥宮とする説もある。 |
四所神社 鎮座地 浜松市滝沢町158−1 御祭神 底筒男命 中筒男命 上筒男命 荒魂皇大神 例祭日 10月12日 由緒 創立は、天明元年(1781)明治6年村社に列格、幣帛供進社「遠江国風土記伝」寛政元年(1789)に、曹洞宗龍洞院の末、大せち神社転じて堂となるか、と記し滝沢の大日堂以前に延喜式内の大せち神社の所在を記している。 拝殿は安楽寺大日堂の建物である、明治初年の神仏分離の際、本尊大日如来を林慶寺に移した。 元旦祭には無形文化財に指定されたシシウチ神事、シイトウ祭りがある。 社頭掲示板 |
滝沢のおくない 浜松市北区滝沢町に受け継がれている正月行事「滝沢のおくない」(国選択無形民俗文化財)が1日、同町の四所神社で営まれ、地元住民が笑い声を上げて福を呼び込む「シートー祭り」などを繰り広げた。 小禰宜(ねぎ)の山下紀治さん(74)が、代々守っている赤ん坊をかたどった稲「ネンネコサマ」を背負った。二人の若衆が、ネンネコサマを笑わせようと足を回して地面をたたく動作をすると、集まった住民が一斉に笑って豊作や子孫繁栄を願った。 イノシシに見立てたアオキの葉の束に矢を射て食害の防止を祈る「シシウチ神事」も行われた。 滝沢のおくないは、シートー祭りとシシウチ神事、二手に分かれた住民がおひつを載せた藤つるを引き合う「もみ飯祭り」、高く盛ったご飯を食べる「平治祭り」の総称。4日午前10時から、同町の林慶寺で全ての祭りと神事が営まれる。 静岡新聞2015/1/2 |