当社は明応・宝永の災害で郷村が水没し海となり、地勢が大きく変化したため古文書等の記録もなく創立年代は不詳であるが、正安2年(1300)正月の棟札を残すといわれ、慶長6年(1601)2月14日付の伊奈備前守忠次の寄附状があった。 また寛永12年(1635)11月の棟札が残されていてそれらによれば往古は諏訪山に一社あったものを現在地に合祀したものといわれ現在地がもと下諏訪神社の跡と推定されている。 慶安元年(1648)10月24日、三代将軍徳川家光から朱印三石の寄進を受けてる他、宝物等は特に伝えられていない。社殿は天保11年(1840)に改築され昭和56年4月10日、社殿を一新し て遷座式がおこなわれた。 |