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社名の伊豆多は伊豆田でイデユタ(出湯田)。冷水の湧き水も意味している。 ふるく坂本川の高知山にあった。坂本川高知山というのは、現在の神益(こうます)の山であろうと考えられる。神益は神座(かみいます)で、すなわち神の鎮座するところという意味である。 もとは坂本川の高知山に鎮座していたとも。安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)、現在地に遷座した。 幕末のころ付近の焼山に火入れの際、社林に類焼し社殿をはじめ棟札などの記録が鳥有に帰した。神体は紅蓮と燃えさかるなかから氏子によって救い出され密林にのがれ奉安された。この火災で古記録などはほとんど焼失した。 |
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伊豆田神社社叢 伊豆田神社は、土佐清水市市野瀬部落の北西2kmの高知山にある。神社の境内には本殿と末社三島神社があり、その広さ938平方メートルであるが、前面が鳴川谷となっているため、境内の大部分は急傾斜の雑木林となっている。 この雑木林の中にイチイガシ2本、ナギ1本の大樹があり、これらの大樹が主木となって神社の社叢を形づくっている。 イチイガシは樹高38m、根周り4.2m、目通り2.7mのものと、樹高30m、根周り2.9m、目通り2.7mの2本があり、樹冠は前者が40mであるが、後者は20mでやや枝張りが少い。 ナギは樹高20m、根周り1.2m、目通り1.2m、樹冠25mの大樹である。 3本共に発育旺盛で、他の雑木と共に境内を覆い、社叢内は昼でも暗く、樹下にはオオカグマ、オオバノイノモトソウ、オオバノコギリソウ、クリハラン等が繁生している。 土佐清水市 http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/sight/bun_c64.html |