きくべじんじゃ
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字友重地区の氏神である。延喜式内社でもと、聞部神社と云う。 |
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由緒 当社は、字友重地区の氏神である。延喜式内社でもと、聞部神社と云う。神名帳考證に菊理媛命水分神と記す。 明治４５年神饌幣帛科供進神社の指定を受ける。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成７年 |
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聴部神社 聴部神社。式内村社。海部村大字友重小字式の谷鎮座。祭神不詳。案ずるに菊理媛命を祀る。 由緒＝式内社にして、延喜式には聞部とあり、今聴部神社といふ。明細帳には祭神不詳とあれど、神名帳考証には菊理媛命水分神と記せり。按ずるに社名の起りは祭神菊理媛の約音より起れるものにて、クリのキとなり媛のヘとなりキキベと称するに至れるなり。されば祭神の菊理媛命たるは当然の帰結論にして、蓋し誤なきが如し。而して当社の創立は最も古く、人皇第十代崇神天皇の代の創建にして、丹後一覧記等に言へる如く、川上摩須の勧請に係れる処なりといへり。明治四十五年幣帛神饌料供進神社として指定せられ、益々尊崇の厚きを致せり。 氏子＝７７戸。 境内神社。稲荷神社。祭神＝豊宇気毘売神。 城末神社。祭神＝不詳。元小字高西谷に鎮座ありしが、明治４０年１２月３日付を以て境内移転の義を認可せられ、現地に奉安す。祭神は城主小国若狭守友重の霊を祀れりと伝ふ。天正１０年９月２６日戦死す。今東岳寺に位牌を存す観音寺殿前若州大守月桂宗視大居士之なり。 熊野郡誌 |
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