熊野新宮神社
くまのしんぐうじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】熊野神社 丹後国 熊野郡鎮座

   【現社名】熊野新宮神社
   【住所】京都府京丹後市久美浜町河梨
       北緯35度35分29秒、東経134度52
   【祭神】事解男命 速玉男命
   【例祭】4月15日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創建勧請の時代不詳
       貞觀12年(870)従五位下
       明和8年の再建
       明治8年社殿再建

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「熊野三社権現」と称していた
   【社殿】本殿流造屋根板葺
       拝殿・籠屋

   【境内社】稲荷神社・三柱神社・山神社・大武神社

神社より400m離れた道傍に大きな岩石四個あり、最も大きいのは長4m、幅3mで、いづれも人馬の足跡を印し、熊野新宮の休息された旧蹟であると伝えている。


由緒

当社は、熊野三社権現と称し、郡内熊野神社の三社の一社にして、延喜式内社の古社である。
本殿は、明和8年の再建の棟札を存する。また、熊野新宮大神の休憩された大石があり、人馬の足跡なりと云う「馬蹄岩」がある。
8月23日「おくり火」といって、竹にたいまつをつける民俗文化財があり、京都府文化財の指定を受ける。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年



熊野新宮神社

熊野新宮神社 式内村社 久美谷村大字河梨小字大谷鎮座
祭神 事解男命 速玉男命
由緒 古社にして霊験最も著しく、嘉永2年藤右衛門に関する順拝記あり、明和8年社殿再建に際し、久美浜代官所に差出せる芝居興行の願書によれば、普請祭礼入用等も往古は郡割たりし事を記し、神馬の足蹄岩等は人口に膾炙せる處なれど、神社に関する文書に乏しく、詳細を知る能はず。元熊野三社権現といひ9月初卯の日を以て祭日となしゝも、近年陽暦に変更し10月13日を例祭日と定む。
一 氏子戸数 52戸
境内神社
 稲荷神社 祭神 倉稲魂命
 三柱神社 祭神 素盞嗚命命
 山神社  祭紳 大山祇神
 大武神社 祭紳 素盞嗚命
 大正元年10月許可を得、小字東谷より移転し境内杜となす。
一 馬蹄岩 神社を距る事凡三丁余にして、小字イノ谷といへる道路の傍に、大なる岩石四個あり、大なるものは長さ十三尺巾十尺にして、何れも人馬の足跡を印し、熊野新宮の休息せられし旧跡なりといひ伝ふ。延享2年供養の爲の碑を建てしが、今其の一片を存せり。

熊野郡誌



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