江戸時代の『篠山封彊志』や『丹波志』などには、二之坪村の熊野新宮神社を式内熊按神社に比定するか。 |
熊野新宮神社 大宝2年(702)、紀州熊野より勧請創立。 永禄3年(1560)、古文書と共に焼失。 延宝6年(1678)、再建。 応永年間(1394〜1427)、足利義持将軍より武運長久の祈願あり。 以来歴代領主の崇敬あり。 明治維新まで、例祭毎に奉行参向あり。 兵庫県神社庁 |
熊野新宮神社 熊野新宮神社と町指定民俗文化財八朔祭の造り山 ご祭神は、熊野速玉神・伊弉冉尊・事解男尊であります。 大宝2年(702)、紀州熊野三山の本宮を小野奥谷に、那智を貝田に、新宮を当所に勧請したが、戦乱や所在地の関係で当社だけが隆盛しました。 毎年8月31日、9月1日の八朔祭の造り山は見事で近隣には例がありません。 延宝年間(1673−80)に氏子が収穫物を屋台に乗せて祝ったのに始まり、後に、祇園祭の山鉾に似た7台の山車が、飾り物に趣向をこらして、宮入をするようになりました。 篠山市 社頭掲示板 |