酒治志神社
すじしじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】酒治志神社 丹波国 船井郡鎮座

   【現社名】酒治志神社
   【住所】京都府船井郡京丹波町三ノ宮
       北緯35度13分15秒、東経135度20分15秒
   【祭神】伊邪那岐尊 伊邪那美尊
   【例祭】10月15日後の日曜日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】元慶5年(881)頃創建か
       元享元年(1321)上葺修補
       永享12年(1440)葺替
       永正元年(1504)檜皮造営
       寛文10年(1670)拝殿建立
       延宝6念(1678)12月7日三宮村検地
       延享2年(1745)社殿の上葺
       宝暦9年(1759)上葺修補
       天保4年(1833)一千年祭を執行
       元治元年(1864)社殿を再建
       明治6年郷社

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「質志大明神」「質志山王大権現」と称していた
   【社殿】本殿流造
       拝殿・祭器庫・社務所・土藏

   【境内社】

峻峰の麓、質志川と小山川の合流地に鎮座する。
本殿前石段脇に2本の大杉がある。


由緒

掲示板
延喜式内社で元慶5年之頃創立(天保4年一千年祭より遡り推考)質志の里に鎮座する故この社号ありという。
延喜元年の頃頂上葺修補。享保3年迄凡397回と古記にあるのでそれより遡り推考享保3年は即ち社殿造営の年である。(ちなみにシュチシはアイヌ語で山麓の意)
永正元年甲子桧皮造営。寛文10年庚戌3月拝殿建立。享保2年社殿建築。延享2年乙丑上葺、享保2年造営より28年目。宝暦9年屋根修復、延享2年修復より16年目。文化8年宝蔵建立。文化14丑年屋根修復。安政5年上葺。元治元年社殿造作。巨大な岩、天をつく老杉、往時の勢力を物語る。
本殿 参間弐面流造向拝付 槻 桧造桧皮葺 六坪七合
向拝 壱間弐面軒唐破風  槻 桧造桧皮葺 弐坪弐合
宝物 剣 一口 焼刀直刀白鞘 至徳2年11月日 備刀長船住幸光

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年



酒治志神社

祭神 伊邪那岐尊 伊邪那美尊
当社は延喜式内社で近隣では数少ない歴史的神社である。創建は火災による古文書類焼失のためつまびらかでないが天保4年に創建1000年祭執行の記録が残されている。
古くから五穀豊穣・安産守護の神として崇敬篤く古風な社殿・境内の老杉等が歴史の古さを物語っている。
創建祝賀大祭は50年毎に行われており近くは昭和58年に1150年祭が盛大に執行された。
社名は近接の質志の里や「シュチシ」はアイヌ語で「山麓」の意からとの説もある。

社頭掲示板



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