峻峰の麓、質志川と小山川の合流地に鎮座する。 本殿前石段脇に2本の大杉がある。 |
由緒 掲示板 延喜式内社で元慶5年之頃創立(天保4年一千年祭より遡り推考)質志の里に鎮座する故この社号ありという。 延喜元年の頃頂上葺修補。享保3年迄凡397回と古記にあるのでそれより遡り推考享保3年は即ち社殿造営の年である。(ちなみにシュチシはアイヌ語で山麓の意) 永正元年甲子桧皮造営。寛文10年庚戌3月拝殿建立。享保2年社殿建築。延享2年乙丑上葺、享保2年造営より28年目。宝暦9年屋根修復、延享2年修復より16年目。文化8年宝蔵建立。文化14丑年屋根修復。安政5年上葺。元治元年社殿造作。巨大な岩、天をつく老杉、往時の勢力を物語る。 本殿 参間弐面流造向拝付 槻 桧造桧皮葺 六坪七合 向拝 壱間弐面軒唐破風 槻 桧造桧皮葺 弐坪弐合 宝物 剣 一口 焼刀直刀白鞘 至徳2年11月日 備刀長船住幸光 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
酒治志神社 祭神 伊邪那岐尊 伊邪那美尊 当社は延喜式内社で近隣では数少ない歴史的神社である。創建は火災による古文書類焼失のためつまびらかでないが天保4年に創建1000年祭執行の記録が残されている。 古くから五穀豊穣・安産守護の神として崇敬篤く古風な社殿・境内の老杉等が歴史の古さを物語っている。 創建祝賀大祭は50年毎に行われており近くは昭和58年に1150年祭が盛大に執行された。 社名は近接の質志の里や「シュチシ」はアイヌ語で「山麓」の意からとの説もある。 社頭掲示板 |