松尾神社
まつおじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】松尾神社 丹波国 桑田郡鎮座

   【現社名】松尾神社
   【住所】京都府亀岡市旭町今峠4
       北緯35度4分42秒、東経135度34分12秒
   【祭神】大山咋命 市杵島姫命
   【例祭】4月 16日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】和銅年間(708−15)創祀
       明応七年(1498)造営
       天正年間(1573〜92)明智光秀丹波進攻による兵火で焼失(本殿は残る)
       明治6年村社
       明治10年式内社認定

   【関係氏族】秦氏
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「松尾大明神」と称していた
   【社殿】本殿
       拝殿・神門

   【境内社】

秦川勝が聖徳太子の命を受けて佳所である当地に祀ったことに始まるといわれる。


由緒

松尾(まつのお)神社(旭町、今峠)
由緒掲示板
三郎ヶ岳の山麓に位置する当社は、大山咋命(おおやまくいのみこと)と市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)の二柱を祭神として祀る。社伝等によると、秦川勝が聖徳太子の命を受けて佳所である当地に祀ったことに始まるといわれ、平安時代の書物である「延喜式」にも記載された古い社である。古昔は、近村も含めた氏神として境内にも多くの建物があったと伝えるが天正年間(1573〜92)の明智光秀の丹波進攻による兵火により焼失しわずかに本殿だけが難をのがれたという。本殿は一間社流造檜皮葺の建物で明応七年(1498)頃に建てられたものである。身舎組物は三斗組とし、頭貫端を肘木状につくり三斗を受ける。側面は二間で妻飾りを叉首組とする。なお向拝の桁より下と縁廻りが江戸時代以降の改変によるが他は軒まわりも含めて室町時代の姿をよくとどめている。昭和60年に本殿が府登録文化財に、また境内及びその周辺が府環境保全地区に決定された。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年



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