井田神社
いだじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】井田神社 但馬国 気多郡鎮座

   【現社名】井田神社
   【住所】兵庫県豊岡市日高町鶴岡122
       北緯35度28分29秒、東経134度47分27秒
   【祭神】倉稻魂命
       大宜都比売命『特選神名牒』
       倉稻魂命 誉田別命 気長足姫命『兵庫県神社誌』

   【例祭】10月10日 秋季例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創立年月不詳
       嘉祥元年(1108)悪疫流行で石清水八幡宮より勧請
       中世には社領を有していた
       元亨元年(1321)造営
       永享9年(1437)造営
       天正12年(1584)造営
       宝永2年(1705)本殿造立
       明治3年神霊を改めて勧請
       明治6年10月村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】初め円山川の東辺、通称山中字宮ノ谷に鎮座
        その後現在の地に

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「井田神社八幡宮」と称していた
   【社殿】本殿大社造檜皮葺
       拝殿

   【境内社】稲荷神社

当初は倉稲魂命を祀っていたが、嘉祥元年悪疫流行で山城国石清水八幡宮より誉田別命・気長足姫命の二柱を勧請したという。
本来、渡船によつて河岸から参拝したようであり、船着場から東向き、山腹に石段が長く続いている。
明治以後、楯縫神社を併祀したが、昭和22年分離した。


井田神社社叢

日高町指定天然記念物
井田神社社叢
昭和59年3月30日指定
管理者 井田神社
 井田神社社叢は、標高17mの円山川右岸から77.2mの伊福城跡まで広がっています。町内で最も低いところにある照葉樹林で、面積が8,792uと比較的大きな規模をもっています。この社叢には、町内で稀なタブノキやカゴノキを含む複数の大木が残ることから原生状態に近いと考えられ、日高町の低地の照葉樹林を考える上で高い価値を持つ森です。社叢は、スダジイやシラカシの中にアラカシが混じる照葉樹林ですが、タブノキやカゴノキ、イタビラカズラなど温暖な場所に生育する植物が含まれています。カゴノキは「なんじゃもんじゃの木」とも呼ばれ、大木になると樹皮が鹿の子状にはがれて独特の風情があります。
日高町教育委員会

社頭掲示板



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