弘仁元年此地に兵庫を建て在庫の里と云い、兵主の神を祀って兵主神社と称した。 |
由緒 創立年月不詳なれども弘仁元年此地に兵庫を建て在庫の里と云ひ兵主の神を祀りて兵主神社と称せしが神社所在地の地名を冠し俗間に有庫兵主大明神とも称し奥野、穴見市場の二村の産土神たりしにより一に奥野兵主大明神とも崇めたり中古以来有庫神社とのみ称し市場村と分離し二社となせし由を伝ふ延喜式の制小社に列し延寶2年本殿を再造し寛政3年社頭回禄に罹りて再建せり明治初年神社取調の際豊岡縣に於て大生部兵主神社と確定し同6年10月村社に列し同12年明細帳提出の際官簿に有庫神社と記載しあるを発見し同14年現在名に復称の許可を得たり。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |