関神社に合祀
せきじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】夜伎村坐山神社 但馬国 養父郡鎮座

   【現社名】関神社
   【住所】兵庫県養父市関宮1017-1
       北緯35度22分31秒,東経134度38分29秒
   【祭神】素盞嗚命 稻田姫命
   【例祭】10月第1土曜日 秋季例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】皇極天皇(641)創建

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】五神神社・稲荷神社

合祀されている大山祇命について『兵庫県神社誌』は夜伎村坐山神社とある。
関神社はその昔皇極天皇が西国の悪病が、都に入らないようにと廣峯(姫路)と羽山(関宮)の地を選んで素盛鳴命の御霊をお祭りになった。その功あって悪病が都に入ることを防ぎ得たので宮号を関宮とされたという。


由緒

伝へいふ皇極天皇元年西国悪疫流行せしかば但馬、播磨は国の中央なるによりて牛頭天王を但馬国羽山、播磨国廣嶺山に鎮祭して其厄の以東に及ぶ事を防ぎしに創り社名関宮又之によりて生ず合祀大山祇命は天正10年鑛山守護神として崇められたる神なり。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年




関神社

関神社はその昔、皇極天皇が西国の悪病が、都(京都)に入らないようにと広峯(姫路)と羽山(関宮)の地を選んで素盞嗚命の御神霊をお祭りになった。その功あって、悪病が都に入ることを防ぎ得たので、宮号を関宮(病を関とめた宮)関神社とされたと言う。
素盞嗚命は、悪病除けの神様として全国に広くお祭りされております。

社頭掲示板



関神社

創建は大変古く、 皇極天皇 (640年代) と言われており、 最近では、 1847年の再建である。 平成23年秋、 兵庫県の重要有形文化財に指定された。 社殿の設えも重厚であり、 そこに施された彫刻と相まって、 文化財指定もむべなるかなというところである。 すぐそばには、 摂社、 末社も多く鎮座して、 関宮の地名もなるほどと思われる。
 向拝には、 定番の唐獅子、 獏の彫り物が見られ、 籠彫りの華も見事なものである。 特に唐獅子は、 彫りが深く、 あたりを見回す雰囲気がよく出ている。
 ここの社殿の脇障子に注目した。 立体感ある鳳凰の彫刻がある。 今にも飛び掛かってきそうな勢いが感じられる。 彫り物の素晴らしさなのであろう。 この脇障子の裏面に銘がある。 彫り物師、 丹州栢原町住人、 中井權次橘正貞である。 中井一統の中でも天才と言われた6代目の60歳代後半の作である。

丹波新聞2015年01月22日




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