谷間の小社。和銅3年創設という。川を渡って谷間に入ると社地である。 |
白沢神社 延喜式内 白澤神社 静岡市牛妻1139番地 鎮座 一、 御祭神 伊邪那美命 建御名方命 (諏訪神社) 大雀命 (若宮八幡宮 木花佐久夜毘売命 (浅間神社 一、 例祭日 10月17日 一、 御由緒 当神社創祀の年月は詳らかでありません。牛妻の開村と共に祀り始められたものと思われます。惣国風土記という古い書物に「白澤神社伊邪那美尊を祭る。和銅3年(西暦710年)元明天皇の御代に諏訪神社を添えて祭る。」という意味の事が書かれてあり、更に延喜5年(西暦905年)醍醐天皇の勅命に依り編纂された延喜式神名帳には「駿河国安倍群白澤神社国幣小社。」と登載されています。 これにより一千二百余年の昔には既に存在した事が証明され、又1090年の古より延喜式内の神社として、毎年の大祭に駿河の国府より国幣が献納された静岡市でも最も古い貴い神社であることがわかります。而して当神社は牛妻の氏神、産土神として村人を始め遠近の多くの人々の敬慕、信仰を集めて参りました。 明治38年に牛妻地内の若宮八幡宮と浅間神社を合祀致しました。 現在の御社殿は昭和13年に改築したものであります。 一、 御神徳 伊邪那美命 =母性愛の神 安産の神 寿命を司る神 建御名方命 =開拓の神 殖産興業の神 大雀命 =富国救民の神 慈悲の神 木花佐久夜毘売命 =美の神 婦徳の神 社頭掲示板 |
白澤神社 白澤は志良佐波と訓べし〇祭神伊弉册尊、(風土記)O牛妻村之内白澤に在す、(参考)例祭月、日、〇惚國風土記五十五残欠云、薦河安倍郡白澤神社、所祭伊弉冊尊也、豊國成姫天皇3年庚戌、添祭諏訪神社 神位 國内神名帳云、正五位下白澤天神、 神社覈録 |