番町小学校の東に鎮座する。 旧は阿倍川藁科川の合流中瀬にあり中瀬神社と称した。移転年月不明であるが洪水のため向敷地へ遷。社名も中瀬→中津とした。 中津神社の境内に住吉神社が祀られ、住吉神社の発展につれて、中津神社は衰微してしまい、住吉神社が式内社の中津神社と見なされるようになつた。 昭和40年まで中津神社を称していた。 |
由緒 天平神護元年3月創建。 延喜式神名帳に記載されている。 中津神社とあるは当神社のことである。 駿河国風土記によれば安倍、藁科川の中州に鎮座されていたとある。 明治8年2月村社に列せられた。 昭和16年6月神饌幣帛供進神社となった。 昭和20年6月20日戦災により社殿焼失したが昭和34年に再建された。 昭和21年7月30日宗教法人令による届出をなし、昭和27年7月23日宗教法人法により宗教法人中津神社設立登記をした。 昭和40年1月26日中津神社を住吉神社と社号変更の承認を神社本庁より受け住吉神社と改称した。 静岡県神社庁神社等級規定八級社である。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
中津神社 中津は奈加都と訓べし○祭神住吉神(風土記)○向敷地村に在す、今住吉明神と称す、(参考)例祭月 日、○惚国風土記五十五残欠云、薦河安倍郡中津神社、所祭住吉神也、天平神護元年乙巳3月造社也、 類社 壹岐國壹岐郡中津神社 神位 國内神名帳云、正五位下中津俣天神、 神社覈録 |