現在地の社殿は里宮であり、本体は浅間山。古い山岳信仰の形を伝えている。 |
由緒 創立年代不詳なれど古来より当地区の鎮守産土の神として崇敬せられる。現在の棟札によると、京保年間には社殿鳥居等が整備せられたことが分るが、それより遥かに古く、当借宿地方開発の当初守護神として奉祀せられたものである。“信濃なる浅間の山に立つ煙遠近人のみやはとがめん”といふ在原業平作の有名な歌によって、遠近宮と奉稱せられたものと思う。祭神、磐長姫命は浅間山の守り神であって、富士山の木花咲耶姫命の御姉姉にあたる長寿健康の神であり。又、特に安産の守護神として御神徳高く現在も遠近よりの祈願参拝者が多い。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
遠近宮由緒 一、祭神 磐長姫命 一、創立年代不詳なれど古来より当地区の鎮守産土の神として崇敬せらる現存の棟札によると享保年間には社殿鳥居等整備せられたことがわかるがそれより遙かに古く当借宿地方開発の当初守護神として祀せられたものである。 信濃なる浅間の山に立つ煙 遠近人のみやはとがめん といふ在原業平作の有名な歌によって 遠近宮と奉称せられたものと思ふ祭神磐長姫命は浅間山の守り神であって富士山の木花咲耶姫命の御姉神にあたる長寿健康の守り神であり、又特に安産の守護神としての御神徳高く遠近よりの祈願参拝者が多い。 祭日 春 4月27日 秋 9月17日 昭和55年4月27日 宮司水沢邦高記 社頭掲示板 |
遠近宮 創立年代不詳なれど、古来より当地の鎮守産土の神として崇敬される。 現在の棟札によると享保年間に社殿鳥居等、整備せられたことがわかるが、それより遥かに古く当借宿地方開発の当初、守護神として奉祀せられたものである。 「信野なる浅間の山に立つ煙、遠近人のみやはとがめん」という在原業平の有名な歌によって、遠近宮と奉稱せられたものと思う。 祭神磐長姫は浅間山の守り神であって、富士山の木花咲耶姫命の御姉神にあたる。 長寿健康の守り神であり、又特に安産の守護神として御神徳高く、遠い近くよりの祈願参拝者が多い。現在は借宿、つくしヶ丘、浅間台の一部集落の氏神として氏子に崇敬されている。 長野県神社庁 |