小川神社(里宮)
おがわじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】小川神社 信濃国 水内郡鎮座

   【現社名】小川神社(里宮)
   【住所】長野県上水内郡小川村小根山 6862
       北緯36度36分45秒,東経137度56分57秒
   【祭神】健御名方命 大己貴命 言代主命
   【例祭】10月9日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】由緒不詳
       天正(1573−92)以來各領主の崇敬厚く社領を寄進
       寛政2年(1790)8月17日小川神社の宣旨
       明治6年村社
       明治40年神饌幣帛料供進社指定
       大正9年11月30日郷社

   【関係氏族】小川氏
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「大宮諏訪大明神」「大宮大明神」と称していた
   【社殿】本殿総欅材流造小板葺
       室町時代建替。昭和46年9月30日小川村重要文化財指定
       幣殿・神饌所・拝殿・社務所・舞樂殿

   【境内社】御射山神社・弥栄神社・金山神社

継体天皇の皇子兎王の裔を酒人公と称し、天武天皇13年(684)冬10月眞人の姓を賜う。その族人当国に来て居を布留山(今古山と書く、当社背面の山)の地に定めて一郷を治めた。清和天皇の頃此の地を小川の荘と称したので郷人尊んで酒人小川眞人と称し、酒人氏代々厚く当社を崇敬した。
醍醐天皇延喜5年(905)天神地祇3132座を祀るにあたり、当社も其列に加わり、同年12月28日山城国愛宕郡神祇齋場に於て祭る頒幣に授かり小川神社と奉称された。
小川氏は応仁2年(1468)大日方弾正忠長政と戦い軍敗れて没落し、その後兵乱相次ぎ、社宇も頽廃した。
当社と瀬戸川の社は従來より独立神社として存立しており、小川神社の社号をめぐり争いもあった、ために、一見論社のように見られるが、奥宮、里宮の関係と思われる。


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