しみづじんじゃ
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孝元天皇の孫、武内宿根禰の後裔田口朝臣が当地に下向し、墾田農桑を勧めた。 |
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清水神社 祭神 罔象女命 配 祀事代主神 建南方主神 八坂斗売神 一、 孝元天皇の孫武内宿弥の後裔田口朝臣、当地に下向し、清水山麓より大清水小清水及清水御手洗清水燈明田等数ヶ所より湧出る水を田養水に用ひ、墾田農桑を勧め当地に罔象女命を勧請し清水神社を称し奉る。 寛政６年延喜式内清水神社社号允許を受ける。 一、 拝殿彫刻 嘉永３年 作者 小林五藤 稲荷山村 一、 和算額 文化９年 明元流 宮澤文左衛門文鳴 小林斉太營斉 小林唯蔵信友 一、 俳句献額 五面 一、 相撲額願主 小林勇七 西村源左衛門 宮下佐源太 永井半左衛門 社頭掲示板 |
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清水神社 創立年月及往古の由緒詳カナラサルモ延喜式内拾一座の一社ニシテ官祭ニ列セラレタル事ヲ傳フ、清水ノ名號ハ孝元天皇ノ孫武内宿禰ノ後田口朝臣當地ニ下向シ墾田農桑ヲ勧メサセ給ヒ、村内清水山麓ヨリ大清水小清水二ケ所及ヒ御手洗清水、燈明田清水、大森清水、梅田清水、櫻清水、平井手清水、戸口清水、吉久保清水等其他数ケ所涌キ出デ何レモ曳テ田養水ニ用ヒ、猶残水聖川ニ落チ下流各村ノ田用水トナリ其水利ノ大ナル数千年ノ久シキイマダ曾テ旱魃ノ憂ナシ、即チ當社地へ罔象女命ヲ勧請シ清水神社ト称シ奉リタルコト社説並ニ村老ノ語傳ニシテ郷名清水ト唱へ來リシカ、和名抄更級郡郷名部ニモ麻績村上當信小谷更級清水斗女傾氣氷鉋ト記戴有之、享和年中政府ヨリ内國一般庄郷里名書上ノ達下ルヤ、隣村赤田村、安庭村、三水村、氷ノ田村、山平林村、及本村共清水郷ト書上地理上ノ順序モ全ク清水ノ元村ニシテ、當清水神社ノ称號ハ由テ起リタル者ナリト云フ、田口朝臣舘跡ハ清水神社艮ノ方、字和田山ニアリ旧趾現存ス、境内ハ部落ノ中央ニ位シ社殿ハ東方ニ向ヒ境内松杉ノ大樹鬱蒼トシテ社殿ヲ擁シ一見其古代ノ神社タルヲ知ルニ足り、石階ハ七段アリ下三段ハ部落ノ東西ニ一貫セル里道、字伊勢宮下ニシテ道路ヨリ仰キ窺フトキハ其神霊ノ尊嚴ヲ感ズベク其上ニ平地アリ、直向シテ上四段ニ至ル神木森々ノ間ヲ上リテ社殿ニ詣ル風致尤モ秀麗ニシテ本社ニ詣ル者自ラ翁拝ノ誠ヲ致ス、加之當社ニハ往古ヨリ黒印地除地一石ヲ有セリ、然ルニ明治５年二至リ社寺領一般上知ノ際上知セリ 清水神社由緒記 |
