波閇科神社
はべしなじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】波閇科神社 信濃国 更級郡鎮座

   【現社名】波閇科神社
   【住所】長野県千曲市上山田 3503
       北緯36度28分33秒,東経138度8分26秒
   【祭神】天照大神 (配祀)豊受大神 日本武尊
   【例祭】9月秋分 秋季例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】永禄年間本殿・拝殿焼失
       天明2年(1782)2月3日波閇科神社と改称
       文化10年(1813)11月再建
       明治6年村社
       同15年10月27日郷社

   【関係氏族】
   【鎮座地】往古は、ハべシナ峠に鎭座
        室町時代城の腰(現在地)に遷された

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「百(もも)社大明神」と称していた
   【社殿】本殿=神明造
       拝殿・神樂殿・神庫・社務所

   【境内社】宇佐八幡社。蚕神社。住吉社。金刀比羅社。天神社。稲荷社

波閇科の語源は、ハベ=蔓の意で、科=坂である。つる草のやうに曲りくねつた山坂の意と解される。
往古は、ハべシナ峠(現四十八曲峠)に鎭座されていたが室町時代城の腰(現在地)に遷された。


波閇科神社

上山田町指定文化財
波閇科神社本殿
昭和59年3月30日指定
波閇科神社は、延長5年(927)制定された延喜式の神名帳に登載されている古社である。
本社の祭神は天照大神で、相殿に豊受大神と日本武尊を奉祀している。
本殿奥の神殿は覆屋の中にあって、切妻平入の三間二面で、柱は円柱で正面中央に両開き板扉をつり、他の三方を横板張りとする。屋根は萱葺きとし、妻側両側に棟持柱を立て棟木を支え、妻の破風板が伸びて千木となり、屋根妻に鞭懸四本づゝを出した神明造り形式の社殿である。
千木は外そぎで、棟上に勝男木をのせていて、伊勢皇太神宮の社殿形式をとっている。
覆屋=神殿をおほっている建物
鞭懸=神明造りの破風板からつき出した材木

社頭掲示板




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