大谷池北端丘の上に鎮座している。 式内社於神社に比定する説がある。 |
井上宗像神社 往古より村内に松井神社、宗像神社の二社ありて、松井神社は井上大明神と奉稱され上社と云ひて字東中村に鎮座し、宗像神社は下社と云ひて字西ノ後に鎮座ありしを寛文4年9月大河内十郎左衛門なる者、村人と謀りて、現今の地に遷座の上合祀奉り、井上神社と奉称せり。 而して旧鎮座地は古宮と稱へ共に其の跡を存す。 西讃府誌に「井上大明神 祭祀天照大神 宗像大明神 祭神田心姫命 相殿少彦名命 ・・・社林五町三段社僧地蔵院新蔵坊 祠官眞鍋薩摩」。 一説に延喜神名式に「讃岐国刈田郡小 於神社」とあるは当社ならむかと云う。 明治30年社殿火災ありて、同35年再築せるもの現今の社殿なり。明治40年10月24日神饌幣帛料供進神社に指定せらる。 香川県神社誌 |