東鴨神社と俗称している。弘仁4年(813)空海の伯父阿刀宿禰大足が大和国より勧請か、再建とも伝う。往古は大明神原に鎮座し大社であったが、天正年間兵火に遭い社殿焼失したので現在地に奉遷した。 |
由緒 当社は坂出市加茂町992番地に鎮座しており、一言主命、玉依姫命をお祭りしている。 弘仁4年(813)空海の伯父阿刀宿禰大足が大和国より勧請か、再建とも伝う。往古は大明神原に鎮座し大社であったが、天正年間兵火に遭い社殿焼失したので現在地に奉遷し往古の俤を失うに至った。 現在の本殿は文化元年7月、幣殿・拝殿は明治26年9月の改築である。 明治初年村社に列し鴨葛城神社と称したが後鴨神社と改称した。 当社をもって式内社としているのは、官社考證・特選神名牒等である。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
鴨神社 大屋根修復奉賛記 現在の本殿は文化元年(1804年)又拝殿は明治36年 9月に改築されたものであります。しかしながら近年拝殿 大屋根のいたみがひどく、雨もれなどこのまま放任するに 忍びない状況となり、氏子有志の人々より、修復の聲大となり この度壮大並びに氏子代表者が協議の結果衆議整い、 拝殿大屋根修復工事奉賛の義を発願することとなったものであります。 想えば現在の拝殿改築以来既に85年の歳月を経ておりますが、 由緒ある当社にふさわしい偉客を誇り尊厳を 保持して参りました当社に想をいたし、わたしたちはここに 9月(1988年)以来氏子及び関係者のご協賛を得て、翌 63年5月ここに落慶竣工をみるに至った次第であります。 以下関係者及びご寄付を頂いた方々のご芳名を記し, 永く顕彰するものであります。 社頭掲示板 |