一説には『延喜式神名帳』に記載された「愛知郡伊副神社」に相当すると言われるが定かではない。 |
宇福寺天神社御由緒 当神社の創立は詳らかではないが最古棟札として貞享3年(1686)の造営の記録があり、また、尾張の地誌によれば、応永20年(1413)修造の記録がある、また、これらの地誌は、当神社を延喜式神名帳奇祭の伊福天神ではないかと記している。 延喜式は、延長5年(927年)の成立であるので、もしこの推定が事実であるならば極めて古く由緒深い神社であると考えられる。 御祭神は菅原道真公であり、当初は御霊信仰に基づいて京都の北野に祀られ、その後全国に分祀ざれ、しだいに学問の神として親しまれる様になつた。 このことから推しても、当社が式内社か同等の古社であることは間違いないであろう。 尚、境内の左側に天照大社を祀る神明社があるこれは天文5年(1536)創建と伝えられる。 元来、宇の北方に鎮座されておりましたが、大正9年現在地へ遷座された。 また右側に津島社がある。須佐之男命を祀り、夏の間の稲の無事な生育と村の病災除去を願つて祀られている。 社頭掲示板 |