おわりじんじゃ
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小牧空港北に鎮座する。 社名の尾張は尾張氏族に基づいていると思われ、尾張神社はその尾張氏の氏神であったと思われる。 小針村は旧名を尾張村と称し、尾張氏一族が開拓した村と伝えられる。神社の周辺には、政所、土器田、鏡田などの地名が残り、古墳時代の集落と見られる遺跡も多い。社頭には、昭和15年に青団が建てた尾張名称発祥の地の碑も建っている。 |
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「尾張名稱発源之地」碑 【石碑原文】 尾張名稱発源之地 正五位勲四等 大島福造書 昭和十五年十一月 北里村 紀元二千六百年ヲ記念シ北里村青年團ヨリ支那事變ニ際シ 第三師團軍役奉仕ニヨル淨財ノ獻金ト勞力奉仕ヲ得テ之ヲ建ツ 【解説文】 小針は、尾張名称発源の地と言い伝えられている。江戸時代に尾張藩が編纂した『尾張符誌』によれば、小針村は、古くは尾張村であって、尾張の名称はこの地から起こったとしている。 『尾張志』によれば、小針は、古代には「小冶田」、「小墾」、「尾冶」とも書いたという。 小針の中心に「尾張神社」があるが、この周辺には、古墳時代を中心とする遺物散布地が濃密に分布していて、小針には、早くから大規模な集落が営まれていたと考えられる。また、かって土器田・鏡田・一色畑・政所などの地名が存在しており、古代社会の存在を物語るものと言われている。 「尾張名稱発源之地」の石柱碑は、昭和１５年１１月に北里村青年団の献金によって建立されたものである。 平成１５年８月 小牧市教育委員会 社頭掲示板 |
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「尾張名称発源之地」碑 小針は、「尾張」名称発源の地と言い伝えられている、江戸時代に尾張藩が編纂した「張州府史」によれば、小針村は、古くは尾張村であって、尾張の名称は、この地から起こったとしている。「尾張志」によれば、小針は、古代には「小治田」、「小墾」、『尾治」とも書いたという。 小針の中心に「尾張神社」があるが、この周辺には、古墳時代を中心とする遺物散布地が濃密に分布していて、小針には、早くから大規模な集落が営まれていたと考えられる。 また、かつて土器田・鏡田・一色畑・政所などの地名が存在しており、古代社会の存在を物語るものと言われている。 「尾張名称発源之地」の石柱碑は、昭和１５年１１月に北里村青年団の献金によって建立されたものである。 平成１５年８月 小牧市教育委員会 社頭掲示板 |
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尾張神社 尾張は國名に同じ○祭神天香語山命、大己貴命(府志）〇熊庄小針村に在す、今山王と称す、（集説、府志）○姓氏録、（左京神別下）尾張宿禰、火明命二十七世孫阿曾連之後也、また尾張連、尾張宿禰同祖、火明命之男天賀吾山命之後也、」同、（右京神別下）尾張連、火明命五世孫武廣目命之後也、』、同、（河内国神別）尾張連、"火明命十四世孫小豊命之後也、 集説云、私曰、此村本州中央之地也、蓋國名起於此地歟、 神位 國内神名帳云、從三位尾張天神、（一本尾張田、又一本書小針） 氏人 続日本紀、神護景雲２年１２月卯子、尾張國山田郡人從六位下小治田連藥等八人賜姓尾張宿禰、 神社覈録 |
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郷社 尾張神社 祭神 大名持命 香山命 旧と山王とも称す、創立年代詳ならず、但延喜式内社にして、奉唱国帳に、從三位尾張天神」、参考に「一本作正四位下尾張田、或作小針、小針村山王社是也」、集説に「私曰、此村本州中央之地也、蓋國名起於此処」と見え、尾張志に「こゝは尾張の國號のおこれる主郷なれば、この社を建てたるが、大社にて世に尊くましまししかど、連年の兵革に衰徴して、今はわつかに小祠となれり、ちかき邊にむかし祭器を造らし土器田といへる地も残り、また鏡田、直会油田など字に呼ぶ地もあり、社の南の方に政所の旧跡もあり（今まんじょといふ）むかし大社なりしおもかげ、今に残れり、」と見えたり、明治５年５月郷社に列せらる。 社殿は本殿、祭文殿、瑞門、拝殿等を具備し、境内地７３７坪(官有地第一種)あり、小牧山を背にし四囲老樹掩ふ、因みに、尾張名勝志に「此社祭天賀吾山命、今誤称山王」と見えたり。 明治神社誌料 |
