金神社
こがねじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】金神社 尾張国 山田郡鎮座
          (旧地)金神社旧地

   【現社名】金神社
   【住所】愛知県瀬戸市小金町安土 405-18
       北緯35度13分36秒,東経137度5分2秒
   【祭神】尾治金連 (配祀)安閑天皇 金山彦
       『神祇宝典』金山彦
       『神社覈録』物部氏金連

   【例祭】10月15日前の日曜日 例祭
   【社格】
   【由緒】創祀は不詳である
       天文年間(1532〜55)ころ火災
       元禄13年(1700)水野正照によつて再建
       昭和7年現在地に遷座

   【関係氏族】物部氏金連
   【鎮座地】元は瀬戸市水北町の感応寺(観音堂の近く)
        昭和7年現在地に遷座

   【祭祀対象】氏祖
   【祭祀】江戸時代は「白山社」と称していた
   【公式HP】 金神社
   【社殿】本殿八幡造
       幣殿・拝殿・社務所

   【境内社】

市役所北。図書館の西に鎮座する。
元は瀬戸市水北町の感応寺の鎭守社であつてその境内(観音堂の近く)に位置していた。昭和初年居住者の多くなつた瀬戸市安戸地区の人々から氏神を祀りたいとの要望が出され、同7年神社を現在地に遷座した。


金神社

金神社の由緒とご祭神
古くは『延喜神名式』(平安時代)に山田郡金神社とあり、近世には小金神社とも称された。もともとは上水野村の小金山(現在の瀬戸市水北町)に祀られていましたが、昭和十九年に現在の瀬戸市小金町に遷座されました。
 ご祭神
・尾治金連(おはるかねのむらじ)
尾張金連(おわりのかねのむらじ)とも言い、天照皇大神のひ孫神である天香語山命(アメノカグヤマノミコト)十五代の孫であり、第十七代仁徳天皇とはハトコの関係にあるといわれております。連(むらじ)とは日本古代の姓(かばね)のひとつで、神話の神々の子孫と称し、古くから皇室に従い大和朝廷から氏族の首長に与えられた臣(おみ)と並ぶ最高の家柄であるといわれております。
・菊理媛神(くくりひめのかみ)
 夫婦である伊邪那岐尊と伊邪那美尊との間の諍いを仲裁した国つ神で、白山ひめの大神・白山権現・白山明神とも呼ばれ、縁結びの神と言われています。
 ・御神徳  家内安全・良縁成獣・夫婦円満・子孫繁栄
・金山彦神(かなやまひこのかみ)
 伊邪那美尊から生まれたとされ、のちには土の神と水の神が生まれたといわれており、その土と水の関わりから鉱山の神・金属の神とされています。金山彦神の子とされる金屋子命(たたら師・かじ師・いもの師などか信心する職業神)は製鉄の祖神として古くから祀られています。
 ・御神徳  商売繁盛・金運隆昌・開運招福

公式HP



金神社

金は可禰と訓べし〇祭神物郡氏金連歟○山田庄上水野村小金山に在す、今白山と称す、(集説)
○旧事紀、(天孫本紀)天香語山命十五世孫尾治金連、」また、宇摩志麻治命十三世孫物都金連、
連胤按るに、金連の社なる事は著しけれど、二入ながら物部氏の種類なれば、執れとも定めがたし、〇張州府志に、金井明神在今村、祀安閑天皇、社伝曰、延喜神名帳所載金神社、是也、按、同郡小金山神社、是式内金神則今此社亦後祀之者歟と云り、
神位
國内神名帳云、從三位金天神、(一本作小金)

神社覈録



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