赤津川東岸の尾根の上。せと赤津PA西に隣接して鎮座。 猿投山から西北に伸びた丘陵の端部に大目神社古墳の一部を削平して神社は鎭座する。 江戸期まで所在不詳であったが、天保11年(1840)10月の神社改めに際して、「尾張国神名帳」の古写本一巻を発見し、その奥書に「奉納大目八王子宮」と見え、天和3年(1683)の年號をもつ祈祷札にも「大目八王子大明神」とあり、このことより延喜式尾張国山田郡に載せる大目神社であることが判明したとする。 |
大目神社 創建は明らかでないが奈良時代に遡り、古くは八王子社と呼ばれていたといわれ、由緒ある式内社です。又その鎮座地が古く「大目森」とも「御守塚」とも呼ばれていたことから神社の名称が大目神社となったと想われる。 社頭掲示板 |
大目神社 市指定有形文化財 石造鳥居(大目神社) 大目神社 平安時代初期の延喜式神名帳に載る古い神社で、赤津地区の氏神として住民から敬われている。 製作年 宝暦5年(1755) 構造 明神鳥居 花崗岩製 規模 高さ387cm 銘文 宝暦5年乙亥9月吉日 江戸時代に建立され、市内では山口地区の八幡神社(1677年製)に次ぐ古いものであり、この時代に建てられた鳥居は、二基のみで貴重な存在である。 規模が大きく堂々とした風格である。 社頭掲示板 |
大目神社 大目は於保女と訓べし○祭神在所等詳ならず 考証に物部目連、」集説に、大真連云々と云る、共に推当の説也、 類社 佐渡國羽茂郡大目神社 神位 国内神名帳云、從三位大目天神、 神社覈録 |