大口北小学校西に鎮座する。 道路をはさんで東側に、織田遠江守広近が長禄3年(1459)に築城し、信長によつて攻略され廃城となつた小口城(城跡は古墳で、鏡と須恵器が出土している)がある。 創立年代不詳であるが、神階は従三位上(貞治3年=1364)、従一位(天文4年=1535)と鎌倉から室町時代にかけて昇叙した。 中世所在不詳となり、織田広近が小口村に築城した際、城内の鎭守社としていた天神社が、式内小口神社にあてられた。 |
小口神社 小口天神と少名毘古那を祀る当社は延喜式神名帳に小口神社と記され又尾張国内神名帳には従三位小口天神とある これにより千有余年前に齋祀せられた町内最古の氏神と推測される 大正5年5月当字に鎮座されていた神明社及びその境内にあった神明社 須賀社 八幡社 の御祭神天照大御神 豊■姫大御神 建速須佐之男命 品陀和気命 息長帯姫命を合祀する 昭和5年1月神饌幣帛供進神社に指定せらる 太平洋戦争後単立の法人となり 昭和42年6月宗教団体である神社本庁に包括せられた 社頭石碑 |
小口神社 小口は乎具知と訓べし○祭神詳ならず○稲置庄小口村に在す、(集説、府志) 類社 当国山田郡小口神社 神位 國内神名帳云、從三位小口天神、 社頭掲示板 |