木津用水東岸に接して鎮座する。 創祀年月は、不詳であるが、工氏(工君・工造・工部)に由来する社名と考えられる。 慶安年間(1648〜52)に熱田新田へ水を引くため、犬山から用水路(木津用水)を掘つた折、移転したといい、旧社地は約500m北西にあるという。 江戸時代初期頃まで、その所在が不明となり、その後度々寺社奉行へ願い上げられ、弘化2年(1845)10月17日になつて承認された。 |
託美神社 託美は、前の宅美に同じ○祭神工造祖歟〇在所詳ならず〇姓氏録、(大和國神別)工造、火明命十世孫大美和都禰乃命之後也、 類社 当郡宅美神社(前に見ゆ)見合すべし 神位 國内神名帳云、從三位託美天神、(一本作工) 神社覈録 |