兒社
ちごのやしろ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】宅美神社 尾張国 丹羽郡鎮座

   【現社名】兒社
   【住所】愛知県小牧市大山郷島412
       北緯35度19分22秒,東経137度0分21秒
   【祭神】天照大神 (配祀)少彦名命 一曽乃神 二兒乃神
   【例祭】10月第2日曜日 例大祭
   【社格】
   【由緒】久寿2年(1155)創建

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】

7世紀後半に創建され、一時は「西の比叡山延暦寺、東の大山寺」といわれるほど隆盛を極めた大山峰正福寺の跡に鎮座している。 正福寺は1151年に三井寺の僧徒の焼き討ちに合い、その後再建されましたが15世紀中頃に途絶えたと言われている。児社は大山廃寺の南に位置し、焼き討ちの際に亡くなった2人の稚児の霊を鎮めるため1153年に建てられた。児社の参道には100本近い桜も植えられており、桜の名所にもなっている。
仁平2年の焼き討ち直後、時の後近衛天皇が奇病にかかり、夜になると内裏に化け物が出るようになった。そのため原因を陰陽師の安部清業が占ったところ、「稚児の霊を慰めると良い」と出たという。そこで彼らの霊をまつる目的で、鷹司友行朝臣が久寿2年(1155年)、当社を創建した。
当社を宅美神社に比定する説もある。


史跡大山廃寺跡

昭和4年12月17日旧指定
昭和55年7月11日追加指定
大山廃寺は、白鳳時代から中世にかけて存続した山岳寺院跡で、塔跡の礎石が残るほか、山中の各所に建物跡と見られる平坦地が残っている。
昭和49年から53年まで発掘調査が行なわれ、児神社境内から平安時代の掘立柱建物三棟、中世の礎石建物二棟などが発見され、塔跡のみの指定から寺域全体に指定範囲が拡大された。
※史跡は国民全体の共有財産です。大切に保存しましょう。
昭和62年1月11日
小牧市

社頭掲示板






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