布袋中学南に鎮座する。 八剣神社の境内社であつた無格社石作神社を式内社としていた。 石作神社は、明治8年に八剣神社に合祀され、同33年社掌や氏子達によつて、石作神社の明細帳加列願いと八剣神社を石作神社に改称したい旨の願いが出されている。 |
いちいがし 市指定文化財 高さ:10m、目通り:4.15m 枝張り:東西22m、南北:18m ぶな科に属し、暖地の常緑喬木で、樹皮は暗褐色で半ば剥離しています。葉は互生有柄で長さは10〜15cm程、表面は深緑色で平滑でありますが、裏面には黄褐色の毛が密生しています。雌雄同株で5月に新枝の下部より、黄褐色で5〜10cmほどの雄花の花穂を垂れ、上部の葉腋には雌花をつけます。堅果は秋に熟し楕円形で褐色、長さ2センチ内外で、殻斗は浅く椀形である。実は食べれば食べ得る程度です。本樹は神木になっていて、木の周囲にはしめ飾りが施されています。そして、幾条もの枝の先には木の間が見えないほどに葉が生い茂り、石棚で保護された姿は神域を守るにふさわしく、見るからに荘厳です。八剣社の創立時期は明らかではありませんが、天文19年(1550)に再建されています。それから考えると神木が八剣社の歴史とともに栄えてきた樹齢の推定は500年をくだらないだろうと言われています。 江南市HP |