国府宮本社のすぐ東北にある。 国府宮の別宮。国府宮三社の一つ。 この地に「宗形神社・尾張大国霊神社・大御霊神社」と三社が並んでいる。後世いつごろか国府宮の三社(あるいは三所)と称するようになつた。 |
宗形神社 宗形は牟奈加多と訓べし〇祭神吾田片隅命(考証、集説)○國府宮艮二町許に在す、即別宮也、今角玉明神と称す、(集説、府志) 連胤、按るに、考証、集説共に、姓氏録宗形君の博を引て、吾田片隅命と云り、こは大國主命六世孫とあるに拠り、國府宮を大國玉命(大已貴命の別名、または大國主命といふ、)と定めて、其苗裔なる片隅命と云る也、是非は志らねど暫く此説に從ふ、張州府志云、角玉祠大己貴命之事也、配享大蔵神、倉稻魂神、按以此祠、或為大己貴命幸魂、或為大己貴命第一子共非也、 類社 備前國赤坂郡、同國津高郡宗形神社、(各一座) 神位 國内神名帳云、從二位宗形天神、 神社覈録 |