当社を塩江神社に比定する説がある。 オコワ祭りは、勝幡神社の春の大祭で宿元で準備された檜の樽に詰められたオコワを縄で編みこんで縛ったものを勝幡神社まで行列を組んで練り歩き、神社での神事を終えると、その樽に詰められて縄で縛られたオコワを大きな石にたたきつけ、樽が割れて中から餅になってしまったオコワが飛び出すと、周りにいた人たちがその餅に突進し餅と割れた檜の木を取り合うというもの。 境内を出たところに石が置いてあって「オコワ石」と称されているが磐座の跡とも思われる。 |
勝幡オコワ祭 無形民俗文化財 勝幡オコワ祭 勝幡神社の春の大祭で、供物のひとつに樽詰めのオコワイ(強飯)があることから「オコワ祭」と呼ばれるようになりました。毎年の例祭は3月第二日曜日、以前は2月16日に実施されていました。 町内がカミとシモに分かれ、若衆たちによるオコワ樽の奪い合いがくりひろげられたようで、シモに渡るとその年は雨が多く、カミに渡ると豊作になるといわれました。 現在は、神事終了後オコワ樽を石にぶつけ、樽が割れる頃になると中のオコワが餅状になり、そのオコワや樽の木片を競って奪い合いが行われています。オコワを食べると無病息災ですごせるといわれ、樽の木片は雷除けになるといわれています。 平成19年(2007)3月7日、記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に選択されました。 愛西市教育委員会 社頭掲示板 |