天神社
てんじんしゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】売夫神社 尾張国 中島郡鎮座

   【現社名】天神社
   【住所】愛知県一宮市萩原町西宮重字東光堂1,000
       北緯35度16分27秒,東経136度46分29秒
   【祭神】菅原道眞
   【例祭】10月25日 例祭
   【社格】
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿

   【境内社】

当社を売夫神社に比定する説もある


天神の渡し

今の日光川が木曽川の本流であった頃、安土桃山時代から江戸時代へと移る頃の美濃路の渡し跡。当天神社と対岸にある尾西市・天神神社との間にあったとされる。この渡しの辺りは萩原川とも云った。天正十四年(1586)の大洪水以降、主要流路が現在のように起の方に移り、萩原川は川幅も狭まって板橋となり、渡しも起側に移った。この間の経緯は、起宿本陣加藤家文書中の天正19年と推定される豊臣秀吉四奉行からの「萩原船頭給継目証文」等によって知られよう。江戸時代終わり頃の「名区小景」には、萩原川に架かる板橋が見える。
 織田信長が初めて斉藤道三と冨田・聖徳寺で会見した帰り、道三がこの渡しまで見送ったとも伝えられる。江戸時代には、東海道と中山道とを結ぶ脇往還として美濃路は繁栄し、萩原宿や起宿も賑わいを見せた。徳川家康が関ヶ原の戦いから凱旋して通ったので、御吉例街道とも云われる。
平成15年(2003)10月 建之
一宮市教員委員会。

社頭石碑






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