石刀神社
いわとじんじゃ 所在地 社名


























   【延喜式神名帳】石刀神社 尾張国 中島郡鎮座
   【延喜式神名帳】大野神社 尾張国 葉栗郡鎮座
   【延喜式神名帳】石作神社 尾張国 葉栗郡鎮座

   【現社名】石刀神社
   【住所】愛知県一宮市浅井町黒岩石刀塚 271
       北緯35度21分7秒,東経136度50分4秒
   【祭神】八倉比売神
   【例祭】10月第3日曜日 例祭
   【社格】旧郷社
   【由緒】崇神天皇の御宇の御鎮座という

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】石
   【祭祀】江戸時代は「黒岩天王」と称していた
   【社殿】本殿なし
       拝殿・倉庫

   【境内社】奥宮・天王社・御鍬社・東の別宮

なごやきしめん亭一宮工場西に鎮座する。
古来社殿はなく、巨岩を神体としている。
玉垣内の神体は「長約6尺巾約4尺、色漆黒で旭に映ずれば金色の光輝を放つ。又この地より東一町許り距てて畑中に約六尺四面の同岩があり、本宮のものを胴体岩と称するに対し、これを尾岩とも言う」と記されている。
拝殿の背後に玉垣の中に巨石がある。また、更にその背後に「奥宮」と称する社があり、拝殿がありその背後の玉垣の中にやや小振りな石が祀られている。
津田正生の『尾張国地名考』では当社を大野神社に比定している。
吉田正直の『尾濃葉栗見聞集』では当社を石作神社 尾張国 葉栗郡鎮座に比定している。


由緒

1鎮座地、黒岩字石刀塚271番地の1
1境内、464坪「寺社志」に天王一社、社内7畝歩前々除とある。
1祭神、八倉比売神
1由緒、延喜神名式に中島郡石刀神社。尾張国神名帳に従三位石刀天神ともある旧社で古来社はなく、天然に躓踞する巨岩を以って神体とし、古代人の信仰を其の侭現在に伝えている。玉垣内の神体は長約6尺巾約4尺、色漆黒で旭に映ずれば金色の光輝を放つ。又この地より東1町許り距てて畑中に約6尺4面の同岩があり、本宮のものを胴体岩と称するに対し、これを尾岩とも言う。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年




石刀神社

石刀は伊波止と訓べし○祭神詳ならず○門間庄無岩村に在す、(集説、府志、)今天王と称す、今葉栗郡に属す、
考証云、今在石刀村、連胤按るに、張州府志中島葉栗の両郡に此村名見えず、然ていはく、今按、葉栗郡黒岩村天王、以黒石為神躰不建祠、林中草樹採之為崇、村民怖不敢伐、甚怪石也、恐即是也、〇考証、集説共に、石門別神とするものは、例の推当なるべし、
神位
國内神名帳云、中島郡從三位石門天神、

神社覈録



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