津島神社境外末社の一つ。主祭神は大市比売命(おおいちひめのみこと、市場の神様)。弘和元(1381)年の創建と伝わる。十日市祭(旧暦正月10日)で賑わう。正徳元(1711)年笹に提灯を付けた傘鉾を出したことに始まる七切祭は市神社の祭礼。享保3(1718)年から山車を出すようになった。 当社を漆部神社に比定する説がある。 |
市神社御社殿修復工事計画 市神社は、弘和元年(1381年)の創建と伝えられ、中央に津島神社の御祭神「建速須左男之命」妃「大市姫」、右に御子神「宇迦之御魂神」、左に御子神「大歳神」を祀り、名古屋から津島への上街道沿いに立ち並部米之座の商家の信仰を集め、古くより旧暦正月十日に行われる「十日市」は多くの露店が出て終日賑わいました。 旧暦8月15日の例祭日に、正徳元年(1711年)より笹に提灯を付け傘鉾を出しましたが、享保3年(1718年)よりは、天王祭に携わらない七切より山車の奉納が行われるようになりました。 現在の社殿は、天保8年(1837年)修造の後、明治32年と昭和27年に改修され、その後御屋根の葺替も行われてきたが、180年余リの長き年月の風雨に晒され、損傷が激しくなってきました。 此度大神様のこ神徳を末永くいただけますよう、平成32年の竣工を目指し、御社殿の御造営を計画致しました。 つきましては、造営基金捻出の為、十日市の祈祷料及び授与糾を改訂ざせていただきますので、悪しからずご了承願います。 平成28年正月朔日 市神社奉賛会 社頭掲示板 |