相殿の天鈿女命は、和田打川上流にある式内社・水尾神社の河北社が、洪水で当社まで流されて来たために、その神霊を、本社相殿に祀ったという。 |
長田神社 本社は天安2年寅歳の創立と傳ふ。延喜式神名帳記載神社。御祭神は事代主神一柱なりしも、某年三尾川洪水のため三尾神社流れて社頭に留る。里人御神霊を事代主神と同殿に奉遷奉齋す。永禄元亀の兵過にて社藏の古器、古文書等散失す。社殿等の頽廃せるを天正年中氏子が修補せり。昭和9年9月21日大暴風雨のため社殿其他建物到壊し、拝殿並に籠屋のみ残る。亦天を抜く杉樹松樹等悉く倒る。昭和11年4月15日社殿其他再新築竣功。大正5年11月11日神饌幣帛料供進の神社に指定せられたり。 神社明細書 |
長田神社 明細書に創祀年代不詳であるが、社伝によれば、天安2年の創立と伝う。延喜式神名帳記載神社、御祭神は事代主神一柱なりしも其年三尾川洪水のため三尾神社流れて社頭に留る里人後神霊を事代主神と同殿に奉遷奉斎す、永禄元亀の兵禍にて社蔵の古器古文書等散失す。社殿等の頽廃せるを、天正年中氏子が修補せり、昭和9年大暴風雨のため社殿其他建物倒壊し拝殿並に籠屋のみが残る。昭和11年社殿その他新築。明治9年村社に加列。大正5年神饌幣帛料供進指定。 滋賀県神社庁 |
長田神社 長田は奈賀多と訓べし○(光陶云、永田村なるへし、) 類社 摂津國八部郡長田神社、(名神大、月次、相嘗、新嘗、) 美作國大庭郡長田神社 神社覈録 |